浪江まち物語コンサート絵おと芝居で演者は被災者です。
12月18日の全労済ホールでは浪江町の酪農家が
殺処分してしまった牛になりかわり、
酪農家自らが、牛の気持ちを演じます。
12月21,22日は迫りくる放射能の恐怖の中、
介護施設で働く娘の帰りをまつ
家族の葛藤を家族自らが演じます。
・
プロの演者のように流暢ではないと思います。
しかし当事者自身が語る力強さは
紙芝居やアニメ「無念」で実証済みです。
なんの演出もない紙芝居を、
被災者自身が淡々と語るとき、
会場は涙で包まれます。
アニメ無念に協力していただいた被災者の演技は
超一流俳優の大地康雄さんの前でも
見劣りするものではありませんでした。
テクニックを凌駕する“魂の叫び”が、
そこにあったからと信じます。
・
絵おと芝居でも、そこにある被災者の魂の叫びを
感じ取っていただきたいです。
原発事故が社会に何をもたらすか、
自然災害と何が違うのか、
被災者の魂の叫びから感じ取っていただき
そこから日本のあるべき姿を
一人ひとり考えていただきたいと思います。
・
http://matimonogatari.iinaa.net/eotoshibai/
PR