最初に美空ひばりの碑を訪れた時、
美空ひばりは塩谷崎灯台を訪れたことはないとの説明に
「なんじゃそりゃ」と思ったことを覚えている。
なにゆえ立派な碑があるのか不思議でならなかったが、
紙芝居制作を通して、その疑問が解けた。
美空ひばりが病に倒れ、復活の狼煙として作ったのが
塩屋崎灯台を舞台にした「みだれ髪」だった。
その作品の持つ力が人を動かし街をうごかしたのだ。
国民的スターとはすごいものだと改めて思う。
この日、紙芝居を演じたのが、湯本温泉前の居酒屋「おかめ」の女将だ。
この人の美空ひばり好きはいわきでも有名らしく、
先だって“ひばり”という名のスナックをオープンさせたばかりだ。
そんな女将が碑の前で歌や踊りを交えた紙芝居上演は圧巻、
皆さん寒さを忘れ見入っていた。
しかし、私はこの作品をデモツアーに間に合わせようと超突貫工事で作ったため、
色々とシナリオ上のあらが目立った。
手直しをしなくては・・・
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