みんぷく事務所での上演紙芝居3本目が道山林(どうざんりん)物語だ。
この物語の舞台である道山林とよばれる松林は塩屋崎灯台を訪れる際、通り過ぎた場所だ。
そこがどうして作られたのか、
どのように津波被害から人々をまもったのかを伝えるべく
東日本大震災の復旧作業に向かう消防団員による会話形式で物語は進む。
この紙芝居の読みはみんぷくの赤池さんだ。
シナリオも書かれただけあって、読みも堂々とされていた。
そして上演後は防災教室だ。
この震災ツアーを考えるにあたって、広島は単なる物見遊山、
被災者ってかわいそうだねで終わってはいけない、
訪れる人に“学び”がなくては意味がないと考え、
第1回のワークショップにおいて学びの場を求めた。
それに対しみんぷくの赤池さんが用意したのが、この防災教室というわけだ。
通常は3時間の講座らしく、ぶっ飛ばしての話となったが、
それでも地獄を見た人々の防災講座は全然、迫力が違う。
一言一言がずしんずしんと落ちてくる。
講座を受けながら我が家も近々
、防災グッズの備えについて見直しをしようと心に決めた。
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