命のおにぎり
3月8日(日)午前10時半~浪江の日にて上演
災害大国日本といわれる中、
災害復興のボランティアに集まる人はすごい。
広島でも災害発生時、集まるボランティアを
どう捌くかが大きな問題となった。
ボランティアを生きがいとする人も随分増えてきたからだろう。
望むべき状況と前置きしたうえで言いたいのは
支援を受ける側の気持ちも考えるべきということだ。
比較的に短期で収まる災害支援は良いのかもしれない。
東日本大震災のように4年、いや、もっと続くであろう
震災支援を受ける状況の中、頭を下げ続けなくてはならない
被災者の心情を慮ることも必要だと感じる。
そのことを「命のおにぎり」を作る中で知った。
昨年、福島を襲った大雪、多くの車が雪の中で立ち往生した。
車内に閉じ込められて2日、命の危険が迫る中
立ち上がったのが仮設住宅で避難生活をする人々だった。
支援を受ける側の人が支援をする側に回った瞬間だった。
その時の人々の心情に
長期間に及ぶ支援活動のあるべき姿を考える。