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まち物語制作委員会

東北まち物語100本プロジェクトから始まった紙芝居活動をとおした福島とのつながりや、広島における紙芝居つくりを紹介します。

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「落陽物語」

ふくしま紙芝居78作目大熊町の「落陽物語」できました。これは広島女学院大学の学生がシナリオを書くだけでなく、絵コンテも考えてくれました。絵を描くのに苦労するのが構図決めです。これをやってくれたので無茶苦茶助かりました。
殆ど直すところもなくバッチリ、最速でできました。
恐るべし女学院大学の学生諸子、次も期待します。

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「ぼくのふるさと楢葉町」

77作目となる今回の作品は、楢葉町の避難物語で「ぼくのふるさと楢葉町」です。
楢葉町の小学生が書いた作文を元にしています。
小学生が語る物語なので絵も小学生が書いたようにと思い、初めてパステル画に挑戦しました。これまでのものはパソコンを使って着色していたので、原画と言えるものは線画でパッとしなかったのですが、今回の奴は色まで付けたので原画でちゃんととっておこうかなと思います。

中通 浜通り 会津

ふくしま紙芝居まつりIN相馬。今回の会場は相馬市である。
広島の人は相馬がどこにあるか知らない人が多いと思う。
私も福島における各地域の位置が見えてきたのはここ最近である。
福島は浜通り、中通、会津と三つに分けて語られる。
そこには文化や風土の違いが鮮明で驚くことも多い、
先般も浜通りは桜が満開で中通は大雪だったという目にあったばかりだ。
だからなのだろうか、福島の中での震災に対する構えの違いにエッと思うことがある。
昨年、広島を訪れた郡山の学生相手に「見えない雲の下で」を演じた時、
その子たちの反応は全く広島の学生と同じだったことを思いだす。
その後の振り返りの時間で彼女たちから聞こえてくる声の中に
「知らなかった」「そんな思いをされて避難されていたんだ」が多かったことに驚いた。
我々からすれば福島は一つであり、
全部が被災者と言う風にとらえているが中通と浜通りでは震災に対する考えは大きく違う事を知った。
そこで思うのは、浜通りが中通の文化交流が大切さだ。

今回、中通に位置する保原町の方が紙芝居まつりに参加する。
これは浪江町の方が避難している伊達町の隣のまちと言うことで
浪江経由で保原町の紙芝居を作ることになったからだ。
まち物語プロジェクトがつなぐ、浜通りと中通の縁、大切だと思う。
避難者と被避難者との理解が復興を推し進めると信じる。
是非、多くの中通の人に紙芝居まつりに参加し、浜通りの実情を見ていただきたいと願う。
絵は保原町の人が今回、上演を予定されている「飴買幽霊」の一場面です。

ふくしま紙芝居まつりIN相馬の開催まで1週間

ふくしま紙芝居まつりIN相馬の開催まで1週間、凄い勢いで内容が固まっているようです。演者も新地町、相馬市、南相馬市、大熊町、浪江町、いわき市、広島から多数参加するとのこと。また、その他、運営支援のため横浜、東京、郡山、福島、広島からも参加します。
第1回のいわき市開催を上回る勢い、福島庶民のパワー素晴らしいです。

多くのまち物語が繋がったとき福島の現在過去、そして未来が見えてくる。福島の皆さん、ご参集ください。

※多分、まだ変わるのかもしれませんが、現時点での予定入ってきました。お知らせします。
▼とき:平成25年9月1日(日) 10:00~15:00
▼ところ:はまなす館(〒976-0013 相馬市小泉字高池357)
▼内容
 ■大ホール イベントスケジュール(仮)
 10:00~10:30 オープニング 全体紹介
 10:30~14:30 ライブ、紙芝居劇等を順次開催
 14:30~15:00 クロージングパーティー 
  ・紙芝居クイズ正解者に抽選でプレゼント
  ・スゴい話選手権>プレゼン後、投票で一番を決定。   それを紙芝居にする
 ■元特産グルメ屋台・民芸品
  ・福島浜通り13地区+広島名物・珍しいものを販売
 ■相馬野馬追応援企画 武者絵展 
 ■ふくしま まち物語紙芝居上演
  三つのテーマごとに まち物語紙芝居を上演、
  1会場あたり10作品を予定
  ○先祖からの宝物の部屋、
  ○ふるさとの誇りの部屋、
  ○未来へ語りつぐ部屋 
 ●その他、部屋や館内のあちこちで、
  子供用紙芝居やサプライズ紙芝居上演

ふくしま紙芝居まつりIN相馬 草野心平物語



ふくしま紙芝居まつりIN相馬は浜通りのまち物語をそろえるというのがコンセプトと聞いた。
これまで出来たものの中で、今だないのは川内村と葛尾村だった。
そこで南相馬の歴史研究家の方が川内村に関するまち物語よせてくれた。
カエルの詩人として知られる草野心平さんの物語だ。
名誉村民第一号のその人に対する祝いの品は村の特産品であるトラック一台分の木炭だった。
それに対して、心平が村に帰したのがトラック1台分の蔵書だった。
この蔵書を元に作られた天山文庫は今も村の名所となっており、天山祭が開かれていた。
無類の酒好きだったようで、写真の手には必ずと言って良いほど酒が握られている。
明治の小粋な文豪がこよなく愛した山間の小さな川内村、
人情と自然あふれる良き村だったのだろう。
プログラムにも載っているので、何とか間に合わせなくては・・・
それにしても長いんだよな、菅野さんのシナリオは。ふう。

プロフィール

HN:
いくまさ鉄平
性別:
非公開

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